ハリファックスを歩く
カナダ東海岸最大の港町、ハリファックス。

かつてこの町の先人たちは海洋産業で莫大な富を築き上げました。

ダウンタウンに並ぶ古い家々を見ると、この町ががどれほど強力な経済力を

持っていたかを伺い知ることができます。

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(ガレージの扉に誇らしげに描かれているノバ・スコシアの州旗。)


このマンサード屋根がエレガントなお宅は、1865年に建てられたもの。

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一般住宅とはいえどレリーフの一つ一つの彫りが深くて、クオリティーが

非常に高いです。

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玄関ドアからちょっと中を覗いてみると、それはそれは美しい階段と扉が

見えまして、2重扉の間の床にはミントン・タイルが敷き詰められていました。

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(参考:ミントン・タイルの床。画像はお借りしています。)

英国の陶磁器メーカーであるミントン社が製造したこのタイルは19世紀当時でも

高級品で、比較的裕福な家庭でないと手に入らないものでした。

こんな裕福な人が建てたお家が、今では手頃な賃貸アパートになっていると

いうのはなんとも皮肉な話です。


木造のお宅はカラフルにペイントされているものが多いです。

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家の色合い、あえてかぶらないようにしていますよね。

そして、どことなく調和が取れている・・・

ペンキ塗り替える時には、、ご近所さん同士で「うちは今度何色に

するわー」などと話して決めているのでしょうか。

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一方で、後ろにどーんと立ってるビルがなんともミスマッチです。

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夫はいつもの『チェック』中。

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残念ながら何者かによって取り外されていました。

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ここの家主さんはこのドア、どうやって開けてるんでしょう。


夫はなかなか素敵なアンティークドアノブを見つけられない様子ですが、

ヴィクトリアン中期特有の彫りの深い装飾はどんどん見つかります。

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どの家も一つとして同じものはなくそれぞれに凝ったデザインの家々を

見ていると、ヴィクトリアン期の大工、建築家、家主の皆さんが

『何でもできたんだぞ』と揺るぎない自信を持って静かに主張している

ように感じられるのです。



blog こんな特集ありました。by小次郎

Posted by aomu0815
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[ヴィクトリアン・ハウス探訪